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J-GLOBAL ID：201102238965943788   整理番号：11A1906607

耐熱金属材料:発電機から航空機・自動車まで II.耐熱金属材料の用途 1.A-USC先進超々臨界圧火力発電技術

著者 (1件)： 福田雅文 (物質・材料研究機構)
資料名： 特殊鋼  (Special Steel)
巻： 60  号： 6  ページ： 8-13  発行年： 2011年11月01日 
JST資料番号： F0349A  ISSN： 0495-7644  CODEN： TOKSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ここでは,先進超々臨界圧火力発電用途向けの耐熱金属材料を取りあげ解説した。先進超々臨界圧発電技術(A-USC)は石炭火力発電の熱効率向上を目指した技術である。2008年夏から9年間にわたり,要素技術開発の国家支援プロジェクトが進められている。A-USCは600°C級USCに対してさらに100°C以上の蒸気温度向上を狙っている。送電端熱効率は42%から46~48%へ向上し,二酸化炭素排出量は約10%以上低減できる主なボイラメーカ,タービンメーカ,研究所などが参加しているプロジェクトのマスタースケジュールを示した。現在,3年が過ぎ,ボイラ候補材料の大径管,タービン候補材料によるロータ,ケーシング等の部材などがほぼ予定に沿って試作,検証試験が進められている。

シソーラス用語： *超臨界圧 ,  火力発電 ,  *高融点金属 ,  プロジェクト ,  排出量 ,  ボイラ ,  ボイラ管 ,  回転子 ,  過熱蒸気 ,  *発電設備 ,  技術 ,  二酸化炭素排出量
準シソーラス用語： タービンロータ ,  *耐熱金属 ,  要素技術

分類 (1件)： 金属材料一般  (WE01000P)

引用文献 (1件)：

• 1) 平成22年度電力供給計画の概要について、http://www.meti.go.jp/press/20100331011/20100331011-1.pdf、経済産業省、2010.

タイトルに関連する用語 (8件)： 金属材料 ,  発電機 ,  航空機 ,  自動車 ,  耐熱金属 ,  用途 ,  超々臨界圧 ,  火力発電技術