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J-GLOBAL ID：201102239251254918   整理番号：11A1134812

腐食・防食技術の最前線 水溶液系の腐食現象の計測技術

著者 (1件)： 水流徹 (東京工大 大学院理工学研究科)
資料名： まてりあ  (Materia Japan)
巻： 50  号： 7  ページ： 283-286  発行年： 2011年07月01日 
JST資料番号： F0163A  ISSN： 1340-2625  CODEN： MTERE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 腐食電流におけるノイズからの解析やマイクロプローブによる局所測定など最新の電気化学的計測法の紹介した。大型構造物の腐食の監視技術についての実例と今後の展望を述べた。腐食の電気化学計測,特に腐食速度のモニタリングに関する最近のいくつかの話題と材料の局所的な不均一性と腐食発生との関係を調べるアプローチについて紹介し,より実用的な大型構造物の腐食に対するモニタリングの例を紹介した。腐食速度のモニタリングでは被測定系に外乱を与えず,リアルタイムに腐食速度を監視できることが必要である。高周波数と低周波数の交流電圧を同時に印加しインピーダンスの差から腐食速度を監視する方法と装置を提案した。材料側の局所的な電気化学特性を測定する方法として試料表面の極一部を電極として作用させる方法がある。環境の腐食性の評価はACMセンサや交流式腐食モニタで経時変化を長期間監視する方法がある。

シソーラス用語： *腐食 ,  防食 ,  Tafel式 ,  計測 ,  雑音 ,  電気化学的挙動 ,  電気化学的腐食試験 ,  電気化学インピーダンス ,  調和解析 ,  局部腐食 ,  腐食電流 ,  マイクロプローブ ,  監視 ,  腐食速度 ,  巨大構造物 ,  センサ ,  電気化学ノイズ ,  腐食センサ ,  速度
準シソーラス用語： 大型構造物

分類 (1件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q)

引用文献 (23件)：

• 岡本剛. 防食技術. 1974, 32, 439, 445
• HLADKY, K. Corros. Sci. 1981, 21, 317
• HLADKY, K. Corros. Sci. 1982, 22, 231
• ABALLE, A. CORROSION/2000. 2000
• BERTOCCI, U. J. Electrochem. Soc. 1997, 144, 31

タイトルに関連する用語 (5件)： 腐食・防食 ,  水溶液 ,  腐食 ,  現象 ,  計測技術