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J-GLOBAL ID：201102239351158967   整理番号：11A0470892

尖度を考慮した非ガウス型ランダム振動生成法

著者 (2件)： 細山亮 (大阪府産業技術総合研) ,  中嶋隆勝 (大阪府産業技術総合研)
資料名： 日本包装学会誌  (Journal of Packaging Science & Technology, Japan)
巻： 20  号： 1  ページ： 27-34  発行年： 2011年02月01日 
JST資料番号： L1730A  ISSN： 0918-5283  CODEN： NHGIEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現状の振動試験は,与えられたパワースペクトル密度に従って振動が生成され,その振動の確率密度分布は常にガウス分布(ガウス型ランダム振動)となる。しかしながら,実際の輸送振動は非ガウス分布(非ガウス型ランダム振動)となる場合が多いため,振動試験と実際の輸送では確率密度分布が異なり,振動試験の試験精度が十分に高いとは言い難い。そこで,本研究では,振動試験の試験精度向上を目的として,尖度を考慮した地震動再現手法に基づく非ガウス型ランダム振動生成法を提案した。さらに,非ガウス型ランダム振動を生成する際のパラメータである群遅延時間の標準偏差と尖度との関係についても明らかにし,実輸送時の振動加速度から得られる尖度を持つ非ガウス型ランダム振動が生成できることを示した。非ガウス型ランダム振動試験を実施することにより,試験精度の向上,輸送トラブルの減少,および過剰包装の適正化が期待できる。(著者抄録)

シソーラス用語： *輸送 ,  *工業包装 ,  包装 ,  *振動試験 ,  非Gauss雑音 ,  不規則振動 ,  パワースペクトル密度 ,  確率密度関数 ,  正規分布 ,  群遅延特性 ,  標準偏差 ,  度 ,  確率分布 ,  加速度 ,  *包装貨物 ,  過剰包装 ,  振動加速度 ,  尖度
準シソーラス用語： ランダム振動 ,  群遅延

分類 (1件)： 包装機械一般  (QE02010B)

引用文献 (7件)：

• 細山亮、中嶋隆勝、日本包装学会誌、19(2)、113-121(2010)
• V.Rouillard and M.A.SEK, Packaging Technology and Science, 13, 149-156(2000)
• David O. Smallwood, Sound and Vibration, October, 18-24(2005)
• A.Steinwolf, Probabilistic Engineering Mechanics, 14, 289-299(1999)
• 理論地震動研究会編、“地震動 その合成と波形処理”、鹿島出版会、1994

タイトルに関連する用語 (3件)： 尖度 ,  ガウス型 ,  ランダム振動