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J-GLOBAL ID：201102239599047550   整理番号：11A1216240

南太洋オーストラリア区における表層海洋中の二酸化炭素分圧の経年変化と季節変化

Secular trends and seasonal variations of partial pressure of carbon dioxide in the surface sea water in the Australian secutor of the Southern Ocean

著者 (15件)： 橋田元 (極地研) ,  橋田元 (総合研究大学院大) ,  中岡慎一郎 (環境研) ,  小野恒 (福島地方気象台) ,  中澤高清 (東北大 大学院理学研究科 大気海洋変動観測研究セ) ,  吉川久幸 (北大 大学院環境科学院) ,  青木周司 (東北大 大学院理学研究科 大気海洋変動観測研究セ) ,  森本真司 (極地研) ,  森本真司 (総合研究大学院大) ,  山内恭 (極地研) ,  山内恭 (総合研究大学院大) ,  小達恒夫 (極地研) ,  小達恒夫 (総合研究大学院大) ,  福地光男 (極地研) ,  福地光男 (総合研究大学院大)
資料名： 南極資料  (Antarctic Record)
巻： 54  号： 特集号  ページ： 438-448  発行年： 2010年12月28日 
JST資料番号： Y0367A  ISSN： 0085-7289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 全球の炭素循環を解明する上で,大気-海洋間の二酸化炭素(CO₂)交換を定量化することは最重要課題のひとつである。高緯度海域は風が強く,表層海洋中のCO₂分圧(以下,pCO₂)が大気よりも低いために,CO₂の吸収域として重要な海域である。特に,全海洋面積のおよそ20%を占める南大洋は,巨大なCO₂の吸収源と考えられている。しかし,他海域に比べて観測機会が限られており,CO₂吸収量の正確な評価に結びつくpCO₂のデータの蓄積は十分ではない。本報告では,「しらせ」の東経110度における長期pCO₂観測から,pCO₂が大気中のCO₂濃度よりも若干低い増加率で経年変化していること,また,2001年12月~2002年3月に実施された東経140度における複数船時系列観測から,pCO₂の夏季の詳細な時間変化とその要因を明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： 南極海 ,  *二酸化炭素 ,  海洋 ,  表層 ,  経時変化 ,  オーストラリア連邦
準シソーラス用語： オーストラリア

分類 (1件)： 地球化学一般  (DD01010E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 表層海洋 ,  二酸化炭素分圧 ,  経年変化 ,  季節変化