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J-GLOBAL ID:201102239750822773   整理番号:11A0186810

タイ北東部の砂質土におけるサトウキビの生長,収量および養分吸収に及ぼすNPK施用の効果

Effect of NPK Application on Growth, Yield and Nutrient Uptake by Sugarcane on a Sandy Soil in Northeast Thailand
著者 (6件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 113-118  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: F0874B  ISSN: 1882-8450  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2005年に,タイ北東部,Khon Kaenの砂質土で栽培のサトウキビ(Saccharum officinarum L.)の生長,収量および養分吸収に及ぼすNPKの施用の効果を調べ,熱帯の砂質土で栽培の制限因子を解明するために,圃場試験を実施した。試験区として,NPK区(各300kg/ha施用),PK区,NK区,NP区,対照区およびNPK+堆肥区(各300kg/ha+30t/ha)の6区を設けた。作物は収穫し,乾燥重量,収量およびNPK含量を測定した。土壌中の根の分布状態も調べた。その結果,PK,NP,NPK,NKの各区における地上部のバイオマス量は,対照区(31.4t/ha)と比べて各々26,37,85,87%高くなり,Nが優先律速因子であり,次いでK,Pの順となった。NPK+堆肥区の地上部バイオマス量はNPK区と比べて有意な違いはみられず,本試験では,有機物施用の効果は制限されていた。根の分布状態は,地表下30cm位などの間にその80%以上が分布した。対照区における養分除去量は,N39kg/ha,P12kg/ha,K39kg/haであり,これらは,各々土壌中の可利用養分量の83%,5%,15%であった。これらの結果から,表面土壌の保全のための効果的な浸食防止とともに十分なNおよびKの施肥が,熱帯の砂質土におけるサトウキビの持続的栽培に必須であることがわかった。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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糖料作物 
引用文献 (13件):

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