抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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人工衛星によるリモートセンシングは1960年4月に打上げられた米国のTIROS-1で始まった。79年1月からわが国でLandsat-2と3号の受診が開始され,衛星リモセンの普及に寄与した。10年現在でわが国の地球観測衛星及び地球観測センサとして,「だいち」と「いぶき」の2衛星とTRMM/PR,Terra/ASTER,Aqua/AMSR-E,JEM/SMILESの4センサが飛行している。わが国の衛星プロジェクトの時期に着目して,30年間の政策的背景を以下のように整理した。データ受信処理からの出発,自主技術開発への挑戦,自主技術開発から先端開発へ,EORC(地球観測データ解析センター)の設立,躓きの石,新たな開発方針,GEOSS(全球地球観測システム)と地球観測の推進戦略,地球観測特別部会と海洋地球観測探査システム,宇宙基本法と宇宙基本計画。JAXAは地球観測コミュニティからの意見の聴取を強化するため10年に地球圏総合診断委員会を設置し,これの活動を通じて,広範な議論及び検討を実行して行く事を述べた。