抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水質,底質調査を含め尾瀬沼生態系の総合モニタリングを継続すると共に,コカナダモの経年変化とその原因を明らかにするため,モニタリングを継続した。本報告は2000年-2009年のモニタリングを総括し,尾瀬沼の最近10年間の経年変化を報告した。水生植物群落の分布では水深4m付近のコカナダモがま腹になって来といた。1999年にはヒメフラスコモを再確認し,在来種が部分的に戻ってきていることを示唆した。夏季の透明度は2000年には3.9m,2001年には3.7mであったが,2004年,2008年,2009年の晩夏には透明度が再び悪化した。底生動物ではユスリカとイトミミズ類が生息していたが,ここ3年間では大きな変化が認められなかった。