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J-GLOBAL ID:201102241130434530   整理番号:11A0556797

日本北部,北海道の非樹木林分のかき起し後の炭素貯留量の変化

Changes in carbon stock following soil scarification of non-wooded stands in Hokkaido, northern Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 35-45  発行年: 2011年02月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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小型の竹種(Sasa kurilensis またはS. senanensis)によって優占された非樹木林分を森林に再生するために,機械によるかき起し(soil scarification)が1960年代から日本北部で適用されてきた。 処理の後に自然再生と人工植林の両方が続く。本研究では,筆者らは35年にわたる時系列にそって,これらの林分の全炭素貯留量(植物プラス0.3mの土壌深さ)を定量化した。 自然再生林分は次第にBetula ermaniiによって優占された。 炭素貯留量は,以前S. kurilensisに優占されていた37年林分では直線的に215.1±35.2 Mg C ha-1まで,そして,S. senanensis.によって優占されていた34年林分に対しては181.1±29.8 Mg C ha-1まで増加した。後者は,匹敵する立木齢(35年齢林分に対し160.3 ± 6.7 Mg C ha -11 )をもつ,以前S. senanensisに優占されていたPicea glehnii 人工林のそれと似ていた。植物の炭素貯留量は急速に未処理のレベルを相殺したが,土壌のそれはより古い林分にまで落ち込んだままであった。 これは,これらの林分の炭素貯留量が未処理の小型の竹林と小さな違いで終わった。かき落とし後の自然再生がその地域における二炭素吸収源管理のためのもっとも重要な選択肢でありえたと結論した。 しかし,二酸化炭素吸収源状態を確実にするためには長い循環期間(すなわち,>50年)を掛けなければならない。 土壌かく乱の強さを減らすなどの実行の更なる改善の可能性を示した。(翻訳著者抄録)
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森林保育  ,  土壌化学 
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