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J-GLOBAL ID:201102241937030298   整理番号:11A1374416

京都鴨川における水辺環境評価の多基準評価モデル構築に関する研究

著者 (3件):
資料名:
巻: 47th  ページ: ROMBUNNO.C2-5  発行年: 2010年 
JST資料番号: L6985A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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現在,公共政策の評価は様々な手法でなされているが,環境の保全や創造による便益の測定は一般に難しいとされている。そこで,ヨーロッパを中心に期待を集めるのが多基準分析である。多基準分析はウェイト付け体系により代替案から最も望ましい計画を選択しようとするものである。選択は計画の効果の貨幣価値を放棄し,それ自身の次元で表された多数の基準で行われる。主な利点は関連する基準を全て考慮できる点などで,難点はウェイト付けに関して合意形成が困難な点などが挙げられる。河川整備においても,草木や生物などの自然的価値および河川敷整備に関する価値などを考慮できる評価方法が必要である。また,国や地方公共団体などの行政の視点だけでなく河川流域生活者の意見が反映される生活者参加型の評価方法論の構築が急務であると考えられる。本研究では,生活者が計画の代替案を評価するとした場合に,生活者は提供された専門的な数値等の知見から科学的に判断するのではなく,代替案によって変化する水辺に対する印象で評価すると仮定し,このような印象認知システムを多基準評価モデルを用いて構成することを考える。すなわち,鴨川流域で実施したアンケートを用い,行動(川に行く頻度,滞在時間)に関する質問の回答を被説明変数とし,川に対する9つの印象を説明変数として数量化理論2類により印象認知システムを構成する。さらに,印象に影響を及ぼす川の物理的要素や上下流の生活者の印象認知システムの相違についても分析を行う。最終的には,印象認知システムを用いた上下流での合意形成マネジメントの可能性について検討する。(著者抄録)
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分類 (2件):
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環境問題  ,  河川調査・計画 

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