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J-GLOBAL ID：201102241973633870   整理番号：11A1157142

発展途上国へのユニバーサル・デザイン導入可能性の調査分析-フィリピンの場合-

Empirical Analysis of Feasibility to Implement Universal Design in Developing Countries-The Case of the Philippines-

著者 (3件)： KLIT Fe Ellamae Cerico (Nagaoka Univ. Technol.) ,  PRAJAPATI Nisha (Nagaoka Univ. Technol.) ,  ASAI Tatsuo (Nagaoka Univ. Technol.)
資料名： 日本経営システム学会誌  (Journal of Japan Association for Management Systems)
巻： 27  号： 1  ページ： 9-16  発行年： 2010年07月15日 
JST資料番号： L7168A  ISSN： 0918-8282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ユニバーサルデザイン(UD)には利得があるが,その多くは先進国において積極的に知悉され,発展途上国では実装のための努力が殆ど見られない。障害者のためのアクセシビリティに関する法規が1983年に開始されたフィリピンでも,構築環境,製品およびサービスにおいてUDのために実行すべきことが多い。フィリピンにおいてUD浸透が遅い理由について調査し,以下1)-3)の結果を得た。1)経済的な動機づけとしてのUD:事業部門はUD実装を躊躇しているが,フィリピン風思考態度はUD製品・サービス購入に対する人々の関心を計測・調査させる助けとなる,2)UDの認識(一般住民,事業部門,学界):設計者・建築士・教師における認識が高いが,学生・一般住民において比較的低い,3)UDの準備状況:一般住民-準備完了,学界-準備完了,事業部-躊躇。高齢者・障害者の移動性・独立性拡大への賛同が示唆するように,認識は低いが,UDへの潜在需要と準備が観察された。

シソーラス用語： 発展途上国 ,  先進国 ,  *アクセシビリティ ,  *製品設計 ,  フィリピン共和国 ,  障害者 ,  老人 ,  経済成長 ,  動機づけ ,  社会福祉 ,  地域開発 ,  企業成長
準シソーラス用語： ユニバーサルデザイン ,  高齢者

分類 (1件)： マーケティング  (KA06020W)

引用文献 (14件)：

• [1] AReview of the Status of Accessibility in Asiall alld Pacific Countries after the Asia-Pacific Decade of Disabled Persons 1993-2002,http://www.dinf.ne.jpldoclenglish/intl/102rnn/index_e.html(January 2010)
• [2] Interllational Best Practices in Universal Design,http://www.dinf.ne.jpldoc/english/intl/02rnn/index_e.htm1,(January 2010)
• [3] Asia-Pacific Regional Perspective for Accessibility and ICT accessibility,http://www.itu.int/ITU-D/asp/CMS/Events/2009/PwDs/docs/Session-1-Aiko.pdf(January 2010)
• [4] Preiser, W.F.E.:Universal Design Handbook(McGraw-Hill, New York,2001)
• [5] United Nations Population Prospects,http://esa.un.org/unpp/(May 2008)

タイトルに関連する用語 (5件)： 発展途上国 ,  デザイン ,  可能性 ,  調査分析 ,  フィリピン