抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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携帯型電子機器の普及により,回路の大規模化と小型化が急速に進んでいる。また,橋梁等の大規模構造物の振動計測分野では1Hz程度の超低周波のLPFが必要になっている。前者では電源電圧の低下とダイナミックレンジの低下が問題であり,後者では大きな時定数を要するので大きな抵抗器とコンデンサが必要である。本稿ではこれらの要求に応えるための演算増幅器を用いた能動フィルタを検討した。LCフィルタの直列枝電流と並列枝電圧の関係を模擬するリープフログフィルタについて低域通過特性と高域通過特性を実現する回路構造を散乱行列を基に導出した。その遮断周波数を0.1Hzの超低域周波数にまで拡張する手法も示した。これらをシミュレーションと実験で示した。