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J-GLOBAL ID:201102243406558088   整理番号:11A1024837

腸の密着結合制御におけるフラボノイドの役割

Role of flavonoids in intestinal tight junction regulation
著者 (2件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 401-408  発行年: 2011年05月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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胃腸管は,循環系へのルーメン由来異物の拡散のための物的障壁となる。細胞間密着結合(TJ)シールド(腸の障壁機能の主要な決定因子)の障害は様々な疾患と関係する。食事性フラボノイドは健康に様々な有益な効果を実際に示す。しかし,TJ機能に及ぼすそれらの効果に関する情報は極めて限定的である。現在まで,4つのフラボノイド-エピガロカテキンガラート(EGCG),ゲニステイン,ミリセチン及びケルセチン-は,腸TJバリア機能に促進的及び保護的効果を示すことが報告されている。ゲニステイン(主要なダイズイソフラボン)は酸化ストレス,アセトアルデヒド,腸内細菌及び炎症性サイトカインに対するTJバリア機能を保護する。ゲニステインは酸化ストレスとアセトアルデヒドによって誘導したTJ蛋白質のチロシン燐酸化を妨害し,結合複合体由来蛋白質の分解を起こす。クエルセチン(フラボノール)は,TJ蛋白質の会合と発現によって腸TJバリア機能を強化する。リン酸化状態の変化はTJ蛋白質のケルセチン媒介会合に関係する。TJ蛋白質誘導は,この効果に付加的役割を持つ。この調査は,細胞内分子機構に特に焦点を当てて,腸TJバリア機能に及ぼすフラボノイド介在促進的及び保護的影響の理解における最近の進歩を提示する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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