文献

J-GLOBAL ID：201102244288973136   整理番号：11A0896841

P2Pシステムにおけるノードの離脱過程と生存ノードの接続

Stochastic Node Departure Process and Alive-Node Connection for P2P Systems

著者 (4件)： 渋沢進 (茨城大 工) ,  小林守 (茨城大 大学院理工学研究科) ,  大野博 (茨城大 工) ,  米倉達広 (茨城大 工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 20(COMP2011 1-11)  ページ： 9-16  発行年： 2011年04月15日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： P2Pシステムにおいて,ノードの離脱はシステムの維持に大きな影響を及ぼすため,ノードの離脱による影響を抑える方法が強く求められている。本報告では,P2Pシステムにおけるノードの離脱過程を再生過程でモデル化し,ノードの離脱分布に対するノード離脱時間を求めるとともに,ノードの離脱を補う生存ノードの接続方法を示している。P2Pシステムにおけるノードの離脱間隔がノードの余寿命で表されることを用いて,ノードの離脱時間の期待値をいくつかのノード寿命分布に対して導いている。また,ノードの離脱に対応して確率的にノードを接続する方法を示し,いくつかのノード接続条件を導いている。(著者抄録)

シソーラス用語： *インターネット ,  *無線伝送 ,  ネットワークアーキテクチャ ,  通信網 ,  ネットワーク構造 ,  過程 ,  再生 ,  時間 ,  相互接続 ,  *確率モデル ,  *ピアツーピアネットワーク ,  ネットワークノード ,  *数学モデル
準シソーラス用語： ノード【通信】 ,  再生過程 ,  離脱過程 ,  離脱時間

分類 (2件)： 無線通信一般  (ND08010L) ,  システム・制御理論一般  (IA02010H)

引用文献 (12件)：

• ANDROUTSELLIS-THEOTOKIS, S. A survey of peer-to-peer content distribution technologies. ACM Computing Surveys. 2004, 36, 4, 335-371
• RODRIGUES, R. Peer-to-peer systems. Comm. ACM. 2010, 53, 10, 72-82
• LV, Q. Search and replication in unstructured peer-to-peer networks. Proc. 16th ACM Int'l Conf. on Supercomputing, 2002. 2002
• COHEN, E. Replication strategies in unstructured peer-to-peer networks. Proc. of ACM SIGCOMM 2002, Aug. 2002, 177-190
• STUTZBACH, D. Understanding churn in peer-to-peer networks. Proc. of the 6th ACM SIGCOMM Conf. on Internet Measurement, 2006. 2006, 189-202

タイトルに関連する用語 (5件)： P2Pシステム ,  ノード ,  離脱 ,  過程 ,  生存