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J-GLOBAL ID：201102244639981351   整理番号：11A0181610

カチオン性高分子電解質ナノゲルとアニオン性ポリイオンの間の錯形成に関する導電率測定および光散乱による研究

Conductometric and Light Scattering Studies on the Complexation between Cationic Polyelectrolyte Nanogel and Anionic Polyion

著者 (2件)： DOI Ryo (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  KOKUFUTA Etsuo (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 27  号： 1  ページ： 392-398  発行年： 2011年01月04日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塩が存在しない状態における1:1化学量論高分子電解質錯体(SPEC)の水分散性に関する基礎的知見を得るためにポリアニオン,ポリビニルアルコール硫酸カリウム(KPVS)と,N-イソプロピルアクリルアミドおよび1-ビニルイミダゾールの軽く架橋した共重合体からなるカチオン性の高分子電解質ナノゲル(CPENG)との錯形成を無塩溶液中でカチオン基に対するアニオンのモル混合比(Mmr)の関数として研究した。CPENG溶液に対しKPVSを添加した場合,Mmr=1で濁度曲線の急な上昇および導電率曲線の急変が観察され,SPECの生成を示唆する。Mmr≦1で形成されるすべての錯体は水に分散可能であった。導電率測定の結果のモデル解析から,錯体による対イオン(K⁺およびCl^-)の取り込みが水分散性の重要な因子であることを示した。

シソーラス用語： *高分子電解質 ,  *ゲル ,  *ポリイオンコンプレックス ,  *錯体生成 ,  混合比 ,  分散度 ,  電気伝導率 ,  光散乱 ,  *ナノゲル
準シソーラス用語： 分散性

分類 (2件)： 配位化合物一般  (CE01010G) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

物質索引 (2件)： N-イソプロピルアクリルアミド ,  1-ビニルイミダゾール

タイトルに関連する用語 (9件)： カチオン性高分子 ,  電解質 ,  ナノゲル ,  アニオン性 ,  イオン ,  錯形成 ,  導電率測定 ,  光散乱 ,  研究