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J-GLOBAL ID:201102244649071752   整理番号:11A0972168

蝶Pieris napiの幼虫成長の間の頭部サイズの可塑的変化

Plastic changes in head size during juvenile development of the butterfly Pieris napi
著者 (3件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 541-546  発行年: 2011年05月 
JST資料番号: X0313A  ISSN: 0912-3814  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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草食性昆虫の中で,新規宿主植物へ対応して可塑的に適応特性を変える能力は突然の環境シフトに対処するために有利である。著者らの研究における宿主植物は2つの近縁種,すなわち,スズシロソウ(より硬い葉,例えば,それらは物理的に防御される)とハクサンハタザオ(生理的に防御される柔らかい葉)であった。著者らは蝶Pieris napiの若い幼虫が餌植物種の変化に対応して発育中の頭部サイズの可塑的に変化することができるのを示した。幼虫が物理的に防御したスズシロソウを給餌した時,スズシロソウとハクサンハタザオの両方の葉から集められた本来卵から現れる三齢幼虫の頭部サイズは同じように大きくなった。幼虫が生理的に防御されたハクサンハタザオを給餌された時,スズシロソウとハクサンハタザオの両方の葉から集められた本来卵から現れる三齢幼虫の頭部サイズは同じように小さくなった。スズシロソウの葉がスズシロソウで飼養された四齢幼虫に提示された時,より大きな頭部の幼虫はより小さな頭部のそれより多くの餌を消費した。対照的に,生理的に防御されたハクサンハタザオの葉をハクサンハタザオで飼養された四齢幼虫に提示した時,より小さい頭部の幼虫がより大きい頭部のそれらより多くの餌を加工した。ゆえに,P.napiの幼虫は新規宿主植物種への対応へ可塑的に適応する能力を保有する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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動物生態学一般 
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