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J-GLOBAL ID：201102245374977728   整理番号：11A1783072

都市規模・密度に着目したデマンド型交通成立条件に関する理論的考察

Urban Size and Density Condition for the Introduction of Demand Responsive Transport

著者 (2件)： 長谷川大輔 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  鈴木勉 (筑波大 システム情報系社会工学域)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 46  号： 2-3  ページ： VOL.46NO.3,112  発行年： 2011年10月25日 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 都市規模・密度に着目したデマンド型交通成立条件を理論的に考察した。2種類の交通需要からなる都市モデルを考え,3種の交通サービス(固定路線型,デマンド型,タクシー型)をモデル化した。各交通サービス別の利用者の所要時間を算出し,需要側と供給側のコストを勘案して デマンド型交通の成立条件を導出した。総コストを最小にする交通サービスは,都市の大きさと需要密度を変化させた場合,固定路線型に比べ,デマンド型,タクシー型は,車両速度を上昇することでその変動を少なくできるため,有利となる条件に大きく影響を与える。その結果,1)都市規模が小さい都市や需要が分散している都市でのデマンド型交通の有効性を確認し,2)大都市圏から離れた過疎地域においてモデルが適合することことを確認した。

シソーラス用語： 路線バス ,  *交通需要 ,  *都市圏 ,  都市モデル ,  道路網 ,  走行距離 ,  待ち行列 ,  待ち時間 ,  変動係数 ,  *人口密度
準シソーラス用語： コミュニティバス ,  移動距離 ,  移動時間 ,  過疎地域 ,  感度分析 ,  交通手段 ,  公共交通サービス ,  所要時間 ,  大都市圏

分類 (2件)： 都市交通  (TA01020W) ,  交通調査  (TB01031B)

引用文献 (10件)：

• 秋山哲男. 生活支援の地域公共交通. 2009
• 新谷洋二. 都市交通計画. 1993
• 石田東生. 交通手段の成立可能領域と有利地域に着目した交通政策の有効性の分析. 運輸政策研究. 1999, 2, 1, 14-25
• 原文宏. 公共交通としてのDRTの将来展望. 土木計画学研究・講演集, 2005. 2005, 31
• 国土交通省. 地域公共交通に関する新技術・システムの導入促進に関する調査業務. 2009

タイトルに関連する用語 (4件)： 密度 ,  着目 ,  デマンド型交通 ,  理論