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J-GLOBAL ID:201102246290261391   整理番号:11A0729372

グアニン四重鎖DNAおよびRNA結合蛋白質としてのユーイング肉腫蛋白質の同定

Identification of Ewing’s sarcoma protein as a G-quadruplex DNA- and RNA-binding protein
著者 (5件):
資料名:
巻: 278  号:ページ: 988-998  発行年: 2011年04月 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ユーイング肉腫(EWS)癌遺伝子は,N末端転写活性化ドメインおよびC末端RNA結合ドメインを保持し,EWS融合蛋白質はEWSN末端ドメインおよびC末端DNA結合ドメインに依存する強力な転写活性因子であるが,無傷なEWSの核酸認識特異性に関する知見は乏しい。核酸-EWS相互作用を検討するため,EWSおよびグアニン四重鎖・一本鎖・二本鎖DNAおよびRNAについて電気泳動シフトアッセイを行なった。EWSのC末端のArg-Gly-Gly(RGG)ドメインは,グアニン四重鎖構造に折り畳まれたGリッチ一本鎖DNAに結合していた。ヒトテロメア配列に対するDNAポリメラーゼの阻害が,RGG濃度依存的にグアニン四重鎖DNA-RGG複合体の形成により生じた。Arg-Gly-Gly部位のArgのLysへの置換および蛋白質アルギニンメチルトランスフェラーゼ3によるArgのメチル化は,グアニン四重鎖DNAおよびRNAに対するEWSの結合能を低下させた。EWSのRGGは,Arg残基を介してグアニン四重鎖DNAおよびRNAと結合していると考えられた。
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  蛋白質・ペプチド・アミノ酸の代謝と栄養 

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