抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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著者等の研究分野では,鉄鋼精錬におけるフラックス反応の高効率化を目指し,マルチフェーズフラックスの開発を行なっている。本稿では,その研究内容の紹介として,マルチフェーズフラックスを利用した反応効率の向上(プロセスシミュレーションモデル,液相スラグ/固溶体間のリン酸の分配と移動速度),製鋼副産物からの有価金属元素の分離回収(硫化処理による製鋼スラグからのマンガン回収,C
2S-C
3P固溶体組成と水溶性の関係),反応界面積の極大化による超高速精錬プロセスの追及(底吹きガスによるメタルエマルジョン生成条件の定量化,溶融スラグに対する各種酸化物の溶解速度),非金属介在物による鉄鋼材料の凝固・変態・析出挙動(加工熱処理による酸化物の組成変化挙動)について示した。