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J-GLOBAL ID：201102247194372359   整理番号：11A1935136

ウシ凍結精液の融解秒数および融解後の低温感作が精子運動性に及ぼす影響

著者 (2件)： 坂本斉 (オホーツク農業共済組合 女満別家畜診療所) ,  山崎崇 (ジェネティクス北海道 十勝清水種雄牛セ)
資料名： 繁殖技術  (Technic for Animal Reproduction)
巻： 31  号： 3  ページ： 25-28  発行年： 2011年12月01日 
JST資料番号： Y0946A  ISSN： 0017-7520  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ウシ凍結精液の融解秒数と融解後の低温感作が精子運動性に及ぼす影響を検討した。ホルスタイン種雄牛1頭の0.5mlストロー凍結精液を用い,37°C温湯で15秒または45秒融解した。融解後,精液を保温なし,精液注入器用ウォーマー,および胸元保温の3方法で保持した。室温(23°C)および恒温室(2°C)でも同様の試験を行った。各条件での凍結精液内温度の推移と精子運動性を測定した。その結果,2°C~23°C条件下での精子運動性は,低温感作よりも融解時間の影響を大きく受けた。45秒融解し,適切な保温を行うことで高い精子運動性を維持することができた。

シソーラス用語： *精液 ,  凍結保存 ,  ホルスタイン ,  細胞運動 ,  運動性 ,  精子 ,  *凍結融解 ,  低温 ,  保温 ,  *繁殖管理
準シソーラス用語： 精子運動性 ,  *凍結精液

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  繁殖管理  (FD01030C)

引用文献 (10件)：

• 1.小野和弘ら.牛の人工授精による受胎成績および人工授精の実態(皿).家畜人工授精.2003.218(3),p.3-26.
• 2.葛西隆美ら.十勝管内アンケートから見る近年のAI業務における特徴.繁殖技術.2011.30(4),p.49-50.
• 3.家畜人工授精技術講習会テキスト.社団法人家畜人工授精師協会.2010.p.354.
• 4.Senger, P. L. Handling frozen semen-Factors whick influence viability and fertility.Theriogenology. 1980.13(1), p.1980.
• 5.Almquist J. 0. et al. Effect of thawing time on fertility of bovine spermatozoa in French straws. J. Dairy Sci. 1982.65(5), p.824-827.

タイトルに関連する用語 (7件)： ウシ ,  凍結精液 ,  融解 ,  秒 ,  低温 ,  感作 ,  精子運動性