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J-GLOBAL ID:201102247387402590   整理番号:11A0937918

ポリプロピレングリコールを主成分とする自己修復性ポリマー

著者 (2件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 146-150  発行年: 2011年05月30日 
JST資料番号: S0871A  ISSN: 0285-3787  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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塗装の自己修復能は,美観を保ち,補修の必要性を最低限にすることを通じ塗装製品の長寿命化に貢献する。本稿では,両末端にフラン基を導入したポリエチレンアジペートとトリスマレイミドの重合体PEAF2M3の修復性について概観した後,常温・常圧下で修復する新規材料を紹介した。まず,既存のポリエチレンアジペートを主成分とする修復性ポリマーPEAF2M3の熱刺激応答性修復材料としての性質を概説した。続いて, 両末端フラン化ポリプロピレングリコール(PPGF2)の合成を,末端をトリレン2,4-ジイソシアナート化した後にフルフリルアルコールの付加により行った。さらに, Diels-Alder(DA)反応を利用してPPGF2とトリス(2-マレイミドエチル)アミン(M3)を共重合させて三次元架橋体PPGF2M3を得た。また, 逆Diels-Alder(rDA)反応を利用してPPGF2M3の解重合も行った。PPGF2M3の自己修復性の評価を行い,室温で修復可能な自己修復性ポリマーであることを確認できた。PPGF2M3フィルムの切断面同士を合わせた場合には自己修復を観察したが, 側面同士を合わせた場合には自己修復は見られなかった。PPGF2M3は,結晶性を持たないことに加え,ガラス転移温度が低く,室温で十分な分子運動性を有するために, 切断表面間でDA付加体の再形成反応が進行し,修復したものと考えられた。
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分類 (2件):
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高分子固体のその他の性質  ,  ポリエーテル 
引用文献 (10件):
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