抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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長岡技術科学大学では平成13年度敷設のネットワークにおいて,1)スイッチの古さ,2)部局コアスイッチまでの回線の冗長構成,3)研究室などで誤って接続されると末端もしくは部局スイッチの範囲でネットワーク障害が生じること,4)未登録のホストの接続,5)無線LAN(Local Area Network)の統一管理がないことが問題となっていた。本論文では,MAC(Media Access Control)アドレス認証とWeb認証を同一のスイッチで行い,システムの簡素化とセキュリティの向上を図った平成21年度導入のキャンパスネットワークについて述べた。情報処理センターの基幹コアスイッチから末端のスイッチのすべてに光ファイバ2本で接続し,学内すべてのスイッチが冗長化されるとともにループ防止機能のスイッチで3)を防いだ。また,登録されたMACアドレスのみをスイッチで接続して4)ができないように設定し,接続しようとした未登録マシンの情報がスイッチのログに残るようにした。さらに,全学各所にアクセスポイントを配置し,キャンパスネットワークのスイッチのWeb認証ページでユーザ認証に成功すると無線LANが利用できるので,利用者数が増加傾向にあることを示した。