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J-GLOBAL ID:201102249018188617   整理番号:10A0864910

魚類副産物及び低価値魚類の等電点加工により回収された蛋白質及び脂質の機能的及び栄養的特徴:レビュー

Functional and nutritional characteristics of proteins and lipids recovered by isoelectric processing of fish by-products and low-value fish: A review
著者 (5件):
資料名:
巻: 124  号:ページ: 422-431  発行年: 2011年01月15日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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いくつかの魚類は乱開発され,衰弱しつつあるが,それでも,筋肉蛋白質及びω-3リッチ魚油を含有する魚類加工副産物の量は驚異的である。副産物は埋立され,砕かれ,廃棄され,あるいは,ヒト消費経路から外される。副産物あるいは低価値魚種からの蛋白質及び脂質を回収する技術の不足のため,この膨大な資源がヒト消費に利用されていない。等電点溶解/析出(ISP)は食品製品の機能性及び栄養価を保持する魚類蛋白質及び油の効率的回収を可能にする。等電点(pI)は蛋白質がゼロ帯電を保持する点のpHである。pIにおいて,蛋白質-蛋白質疎水性引力は蛋白質-水引力に打ち勝ち,等電点析出をもたらす。逆に,等電点可溶化がpIと離れたpHにて起り,そこでは蛋白質-水引力及び蛋白質-蛋白質静電斥力が優勢になる。従って,蛋白質溶解化/不溶化はISPによってそれぞれに誘導される。その結果,ISPは選択的蛋白質回収を可能にする。また,脂質もISP加工時に回収される。本稿は副産物及び低価値海洋魚種から蛋白質及び脂質を回収するための最近のISP進歩についてレビューする。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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動物性水産食品  ,  食用油脂,マーガリン  ,  食品蛋白質  ,  資源回収利用 

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