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J-GLOBAL ID:201102249690744463   整理番号:11A0171110

FGF23と細胞外リン酸はHEK293細胞におけるFGF受容体を経由してRaf/MEK/ERK経路を活性化する

Both FGF23 and Extracellular Phosphate Activate Raf/MEK/ERK Pathway via FGF Receptors in HEK293 Cells
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巻: 111  号:ページ: 1210-1221  発行年: 2010年12月01日 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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線維芽細胞増殖因子23(FGF23)はFGF受容体およびKlothoに結合することにより標的臓器においてその機能を発現する。本研究は,様々な細胞でシグナル伝達をトリガーし遺伝子発現を制御する細胞外無機リン酸(Pi)がKlothoを発現しているHEK293細胞においてFGF23のシグナル伝達を誘導するか検証した。その結果,細胞外PiはRaf/MEK/ERK経路の活性化と初期増殖応答タンパク質1(EGR1)の発現を誘導し,その反応にはIII型ナトリウム/リン酸(Na+/Pi)共輸送体PiT-1が関与していることが示された。また,増加した細胞外Piが下流カスケードに分配されることによりFGF23シグナル伝達がトリガーされ,FGF受容体基質2α(FGS2α)のリン酸化を行うことが示された。さらに,FGFR1発現のノックダウンはPi誘導性のFGS2αとERK1/2のリン酸化を減少させ,FGFR1の過剰発現はPiT-1発現をノックダウンした細胞において減少したPi誘導性のFGS2αとERK1/2リン酸化を回復した。以上より細胞外Piの増加はPiT-1とFGFRを経由したシグナル伝達をトリガーしFGF23シグナル伝達に影響を与えることを示した。
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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