2011年東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)の初めの30秒-緊急地震速報のための振幅,およびτ<sub>c</sub>-

HOSHIBA Mitsuyuki; IWAKIRI Kazuhiro

文献

J-GLOBAL ID：201102249892561417 整理番号：11A1910531

2011年東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)の初めの30秒-緊急地震速報のための振幅,およびτ_c-

Initial 30 seconds of the 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake (M_W 9.0)-amplitude and τ_c for magnitude estimation for Earthquake Early Warning-

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著者 (2件)： ,
資料名：
巻： 63 号： 7 ページ： 553-557 発行年： 2011年
JST資料番号： G0106B ISSN： 1343-8832 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：短報発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

2011年東北地方太平洋沖地震の本震と3個の前震について,加速度,速度,及び変位の最大振幅とτ_c(波形の周期パラメーター)を決定するため,P波到達後の最初の30秒の波形を解析した。Mw9.0地震に対する振幅は,最初の数秒はMw6.0の前震と同じくらい非常に小さく,τ_cの値も前震のそれと同程度に小さかった。最初の30秒間に対しては,Mw9.0地震の振幅はMw7.3の前震のそれよりも大きいが,一方,τ_cは逆に小さかった。これらの結果は,非常に大きな地震の最終マグニチュードを最初の数秒から決めることは難しく,緊急地震速報にとっては進行する波形を使っての改訂手続きが重要であり,τ_cは,少なくとも本震に対するマグニチュード評価のためには信頼できない,ということを示す。(翻訳著者抄録)

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地震学一般

引用文献 (21件)：

ALCIK, H. A study on warning algorithms for Istanbul earthquake early warning system. Geophys. Res. Lett. 2009, 36, L00B05
ALLEN, R. M. The potential for earthquake early warning in southern California. Science. 2003, 300, 786-789
ALLEN, R. M. Real-time earthquake detection and hazard assessment by ElarmS across California. Geophys. Res. Lett. 2009, 36, L00B08
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ESPINOSA ARANDA, J. M. Evolution of the Mexican seismic alert system (SASMEX). Seismol. Res. Lett. 2009, 80, 694-706

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2011年東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)の初めの30秒-緊急地震速報のための振幅,およびτc-

2011年東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)の初めの30秒-緊急地震速報のための振幅,およびτ_c-