文献

J-GLOBAL ID：201102250590284544   整理番号：11A1618174

土壌から疎水性物質をもつ細菌の選択的分離

Selective isolation of bacteria from soil with hydrophobic materials

著者 (3件)： OKU Shota (Nagasaki Univ., Fac. of Environmental Studies, Bunkyo-machi 1-14, 852-8521, Nagasaki, JPN) ,  NISHIYAMA Masaya (Nagasaki Univ., Fac. of Environmental Studies, Bunkyo-machi 1-14, 852-8521, Nagasaki, JPN) ,  TAKAO Yuji (Nagasaki Univ., Fac. of Environmental Studies, Bunkyo-machi 1-14, 852-8521, Nagasaki, JPN)
資料名： World Journal of Microbiology & Biotechnology  (World Journal of Microbiology & Biotechnology)
巻： 27  号： 8  ページ： 1941-1945  発行年： 2011年08月 
JST資料番号： T0482A  ISSN： 0959-3993  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 疎水性細胞表面を持つ細菌株は,土壌における疎水性有機汚染物質を分解するものとしてしばしば考えられてきている。この研究において,細菌株が12の土壌サンプルから疎水性材料を用いて分離され,それらの細胞表面疎水性がn-ヘキサンへのそれらの接着を評価することにより測定された。ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)膜を用いて分離された細胞株は,スチレン-ジビニルベンゼン(DVB)粒子又はオクタデシルシリルシリカゲル(ODS)粒子により分離されたものよりも平均してより疎水性であった。Burkholderia cepaciaに密接に関連した株が,PTFE膜を用いて選択的に分離されることができた;更にODS及びDVB粒子を用いてRalstonia pickettiiと密接に関連した株及びDVBを用いてB.fugorumと密接に関連した株が選択的に分離された。これらの結果は,疎水性細胞表面を持つ又はある一定の門内の細菌株が疎水性材料を用いて土壌から選択的に分離されることができ,この分離法が疎水性汚染物質のバイオレメディエーションのための候補物を集めるのに有用であろう。Copyright 2010 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *土壌細菌 ,  *疎水性 ,  表面 ,  *分離 ,  汚染物質 ,  接着 ,  ポリテトラフルオロエチレン ,  ポリスチレン-ジビニルベンゼン ,  シリカゲル ,  粒子 ,  Pseudomonas cepacia ,  土壌 ,  バイオレメディエーション ,  アルカン ,  Ralstonia pickettii ,  細胞表面 ,  有機汚染物質 ,  ラルストニア属 ,  バークホルデリア属 ,  オクタデシルシリル化シリカゲル ,  微生物 ,  廃棄物処理 ,  浄化 ,  処理 ,  生物学的廃棄物処理
準シソーラス用語： Ralstonia ,  Burkholderia ,  Burkholderia cepacia ,  Burkholderia fugorum ,  スチレン-ジビニルベンゼン共重合体 ,  ODS【シリカ】

分類 (1件)： 微生物・ウイルス学研究法一般  (EG02010V)

物質索引 (1件)： n-ヘキサン

タイトルに関連する用語 (3件)： 土壌 ,  疎水性物質 ,  細菌