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J-GLOBAL ID:201102250679795763   整理番号:11A0944951

PTFE製メンブランフィルターへのイオン対固相抽出によるクロム(VI)の高感度目視定量

Highly Sensitive Visual Colorimetry for Chromium(VI) by Ion-Pair Solid-Phase Extraction on a PTFE-Type Membrane Filter
著者 (3件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 339-344 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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PTFE製のメンブランフィルターを用いた固相抽出によるクロム(VI)の高感度目視定量法を開発した.硫酸酸性下におけるクロム(VI)とジフェニルカルバジドとの反応によって生成した有色の錯体は,ドデシル硫酸ナトリウム共存下での減圧ろ過によりメンブランフィルターに定量的に吸着した.本研究では,純水を滴下して2枚のスライドガラスに挟むことで少なくとも30分間はフィルターの着色が安定することを見いだし,色の濃淡によって微量のクロム(VI)を目視で定量できることがわかった.ろ過体積が100 cm3の場合での目視検出限界は0.3 μg dm-3であった.また,反射吸収測定では0~4 μg dm-3の範囲で直線の検量線が得られた(r=0.998).検出限界は0.07 μg dm-3であり,0.3 μg dm-3のときの相対標準偏差は6.0%(n=5)であった.本法を実試料へ応用したところ,電熱原子吸光光度法(ET-AAS)による全クロム濃度の測定結果と一致した.(著者抄録)
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分類 (1件):
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無機化合物の物理分析 

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