文献
J-GLOBAL ID:201102252263580639   整理番号:11A0553426

西南日本下の尾根状スラブ内の二重地震面

Double seismic zone within the ridge-shaped slab beneath southwest Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 62  号: 12  ページ: 949-954  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0106B  ISSN: 1343-8832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
西南日本伊勢湾から琵琶湖にかけての領域下に沈み込んだフィリピン海プレートのスラブ内地震活動とその発震機構解を調査した。震源分布に基づくと,スラブの幾何形状は,明瞭なスラブ内二重地震面を形成しながら,緩い傾き下がりと尾根形状を示す。下面の地震活動は上面のそれよりも不活発であり,約10km下方に位置する。発震機構解の解析からは,上面の地震は基本的に伸長場で発生しており,これは,西南日本下のスラブ内地震の大多数と同様であることが分かった。対照的に,尾根形状の軸付近の下面地震は圧縮場で起きている。下面地震の起震応力は,おそらくスラブの尾根形状を形成する際に生じた曲げ応力によるものであろう。地震波形の分析から,上下面の地震帯はそれぞれ海洋性地殻とマントルに相当するものであることが判明した。この領域における二重地震帯の起震応力場をコントロールしている主駆動力は,側方伸長力とスラブの曲げ応力であろう。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地震の物理的性質 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る