抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では購買・消費経験から生じる消費者の選好の動的変化のモデル化を行う。提案するモデルは,ブランド切片に動的因子構造をもつブランド選択モデルであり,その因子構造における因子負荷量は時間不変のブランドポジション,因子スコアは時間とともに変化する消費者の選好ベクトルをそれぞれ表す。本論文では,この2つの量を同一の多次元マップ上に落とし込み,ブランドポジションと消費者選好の動的に変化の様子を同時にマッピングする動的ジョイント・スペース・マップを提案する。また動的選好ベクトルの分散に消費者異質性を導入することにより,因了横造から導かれた属性に対して消費者ごとの分散の大きさによって消費者のポジショニングを行い,選好が動的に変化しやすいバラエティーを求める消費者や変化しないロイヤルな消費者を属性ごとに判断し分類することができる。(著者抄録)