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J-GLOBAL ID：201102252391696763   整理番号：11A0934300

化学における再生可能な原料としての油脂類

Oils and Fats as Renewable Raw Materials in Chemistry

著者 (5件)： BIERMANN Ursula (Univ.-Oldenburg, Oldenburg, DEU) ,  BORNSCHEUER Uwe (Ernst-Moritz-Arndt-Univ. Greifswald, Greifswald, DEU) ,  MEIER Michael A. R. (Karlsruhe Inst. Technol. (KIT), Karlsruhe, DEU) ,  METZGER Juergen O. (Univ.-Oldenburg, Oldenburg, DEU) ,  SCHAEFER Hans J. (Univ. Muenster, Muenster, DEU)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 50  号： 17  ページ： 3854-3871  発行年： 2011年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化学における再生可能な原料としての油脂類について概説した。世界の油脂生産は北アメリカ,ヨーロッパから急速に東南アジアに移行しつつあり,原料も牛脂よりもパーム油等の植物油脂が急速に増加している。油脂を化学原料として見た場合の種々の化合物への誘導を脂肪酸の化学反応(酸化,エポキシ化,二重結合へのペリ環化,ヒドロホルミル化,メタセシス,重合),酵素触媒あるいは微生物による変換(リパーゼによるエステル交換,ホスホリパーゼによる脱リン酸化,微生物による有用物質生産,代謝工学による生産物の制御と生産性向上)について展望した。化学原料としての油脂がバイオディーゼルと競合する問題は,劣化土壌でも栽培可能な油脂植物の利用で解決できるとした。

シソーラス用語： *油脂 ,  有機化学 ,  *再生資源 ,  酵素的合成 ,  エポキシ化 ,  環化反応 ,  メタセシス ,  重合 ,  エステル交換 ,  脱リン酸 ,  微生物学的反応 ,  遺伝子操作 ,  文献展望 ,  不飽和脂肪酸
準シソーラス用語： 代謝工学 ,  油脂化学

分類 (1件)： 油脂一般  (YG01010I)

タイトルに関連する用語 (3件)： 化学 ,  原料 ,  油脂類