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J-GLOBAL ID：201102252696425972   整理番号：11A1130147

テラヘルツ周波数で測定したポリ(3-ヒドロキシアルカノアート)の偏光および温度依存スペクトル

Polarization and temperature dependent spectra of poly(3-hydroxyalkanoate)s measured at terahertz frequencies

著者 (7件)： HOSHINA Hiromichi (RIKEN, Miyagi, JPN) ,  MORISAWA Yusuke (Kwansei Gakuin Univ., Hyougo, JPN) ,  SATO Harumi (Kwansei Gakuin Univ., Hyougo, JPN) ,  MINAMIDE Hiroaki (RIKEN, Miyagi, JPN) ,  NODA Isao (Procter & Gamble Co., Ohio, USA) ,  OZAKI Yukihiro (Kwansei Gakuin Univ., Hyougo, JPN) ,  OTANI Chiko (RIKEN, Miyagi, JPN)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 13  号： 20  ページ： 9173-9179  発行年： 2011年05月28日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4種類のポリヒドロキシ酪酸(PHB)試料のテラヘルツ(THz)吸収スペクトルをFTIR分光計を使って測定した。試料は,1)結晶質PHB,2)非晶質PHB,3)PHBとポリ3-ポリヒドロキシヘキサン酸(12mol%)との重合体,P(HB-co-HH),4)延伸PHBである。測定温度は10~465K,周波数範囲は1~19THzである。測定結果から次のことが分かった。1)結晶試料と非晶質試料では高次構造の違いを反映してスペクトルは大きく異なる,2)PHBとP(HB-co-HH)とではスペクトルは少し異なる(これは結晶性とラメラ構造の厚さの違いを反映している),3)偏光スペクトルにより延伸PHBの振動遷移モーメントの方向が決定できる,4)10THz以下の領域では温度の上昇に伴ってピーク位置がシフトする,5)それらには青方偏移するものと赤方偏移するものがある,6)吸収ピークの温度シフトは振動ポテンシャルの大きな非調和性を示唆する。

シソーラス用語： ポリヒドロキシアルカン酸 ,  *ポリヒドロキシ酪酸 ,  結晶 ,  非晶質 ,  重合体 ,  延伸 ,  *赤外吸収スペクトル ,  *電磁波 ,  直線偏光 ,  温度依存性 ,  スペクトルシフト ,  FTIR分光法 ,  *テラヘルツ波 ,  ポリヒドロキシヘキサン酸

分類 (2件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T)

タイトルに関連する用語 (4件)： テラヘルツ ,  偏光 ,  温度依存 ,  スペクトル