文献
J-GLOBAL ID:201102252767341813   整理番号:11A1569889

多糖類および各種エステル化度のポリ(ビニルアルコール硫酸塩)カリウムと複合体化したリゾチームの活性

Activities of lysozyme complexed with polysaccharides and potassium poly(vinyl alcohol sulfate) with various degrees of esterification
著者 (3件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 741-751  発行年: 2011年08月 
JST資料番号: H0465B  ISSN: 0170-0839  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
リゾチーム(Lyz)と,多糖類あるいは様々なエステル化度(De)のポリ(ビニルアルコール硫酸)カリウム(KPVS)との複合体の酵素活性を,pH,基質濃度,および温度の関数として調べた。高分子電解質および複合体のモル質量および半径,および複合体化後の蛍光スペクトルを,動的および静的光散乱,および蛍光分光測定により調べた。Micrococcus lysodeikticusに対するKPVS-Lyz複合体の相対的活性,および形成された複合体中の水酸基の数は,KPSV分子中のDeの増加と共に増加したが,一方モル質量および半径は減少した。さらに,動力学的パラメータおよび蛍光スペクトルデータの解析のより,低いDe(0.130)のKPVS,およびコンドロイチン硫酸Cと複合体化したLyzの,活性サイト周辺の活性およびミクロ環境が,自然のままのLyzの活性およびミクロ環境にほとんど等しいことが示された。これらの結果は,複合体化による活性の低下が,Lyz分子における立体配座変化によるものではなく,主として複合体の凝集によるLyzと基質間の立体障害により引き起こされることを示している。それゆえ,水酸基を有する高分子電解質は,酵素固定化基質として大きな可能性を有する。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体のその他の性質 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る