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J-GLOBAL ID:201102252832990417   整理番号:11A0127423

ケヤキ(Zelkova serrata)の半径方向幹材積成長ステージと維管束放射組織特性の半径方向変化との間の関係

Relationship between the radial variation of ray characteristics and the stages of radial stem increment in Zelkova serrata
著者 (2件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 495-501  発行年: 2010年12月25日 
JST資料番号: L3386A  ISSN: 1435-0211  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ケヤキ(Zelkova serrata)は,日本での最も重要な堅木の1つである。本樹材は重要建築物,造船,家具,漆器,合板および木彫りなどの材料に用いられている。しかしながら,本樹種の維管束放射組織特性の半径方向変化に関する研究は殆ど為されていない。ここでは,ケヤキの維管束放射組織特性(比率,面積,密度)の半径方向変化と半径方向幹材積成長との関係を調べた。2本のケヤキ樹木を供試し,各々の地上1,4,7,10,13m高の部位から5つのディスクを採取し,各々の維管束放射組織特性における半径方向の変化を調べ,半径方向幹材積成長の3生長期(初期,中期,後期)に関する変化パターンをゴンペルツ生長関数を用いて推定した。変化の若年~成熟パターンは,維管束放射組織の面積と密度において観察された。維管束放射組織面積は幹の内部部位において増加し,幹の外側部位のある値近辺で変動した。さらに,維管束放射組織密度は幹の内部部位で減少し,幹の外側において一定の傾向がみられた。成熟齢の維管束放射組織密度は,半径方向幹材積成長の初期と中期段階の境界における齢期と同様であったが,維管束放射組織面積と比率は,半径方向幹材積成長の段階に関係しなかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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森林植物学 
引用文献 (30件):
  • FURUKAWA, I. The influence of fertilization and improvement cutting on the wood quality of mature kunugi trees. Mokuzai Gakkaishi. 1987, 33, 443-449
  • HELINSKA-RACZKOWSKA, L. Radial variation and growth rate in the length of the axial elements of sessile oak wood. IAWA Bull NS. 1991, 12, 257-262
  • HELINSKA-RACZKOWSKA, L. Variation of vessel lumen diameter in radial direction as indication of the juvenile wood growth in oak (Quercus petraea Liebl,). Ann Sci For. 1994, 51, 283-293
  • PESZLEN, I. Influence of age on selected anatomical properties of Populus clones. IAWA J. 1994, 15, 311-321
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