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J-GLOBAL ID:201102253211659233   整理番号:11A0147099

日本の東北地域における高収量イネの形態学的特徴,乾物生産及び収量の品種間差

Varietal Differences in Morphological Traits, Dry Matter Production and Yield of High-Yielding Rice in the Tohoku Region of Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 47-55 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: L3405A  ISSN: 1343-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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東北地域(日本の寒冷地域)でジャポニカ型多収性品種「Fukuhibiki」,インド型多収性品種「Takanar」大粒型多収性品種の「Bekoaoba」と「Hitomebore」を用いて2年の圃場実験を実施した。「Takanari」と「Bekoaoba」の穂はキャノピーの低位に位置し,これらの品種の止葉による太陽放射の妨害は大きい。これは「Takanari」では止葉が長く,穂の第一節間が止葉の葉節上に現れる。また,「Bekoaoba.」では穂がより下に垂れることが理由である。3つの多収性品種は大きいシンクサイズを作る。これは「Takanari」では大シンクサイズの潜在的能力,「Bekoaoba」では非常に大きい粒度,「Fukuhibiki」では穂当りの相当な小穂数及び多少大きな粒度が理由である。乾物生産デースでは3つの多収性品種は高い収穫指数を持つが,成熟での地上部乾物重に品種差は殆どなかった。3つの多収性品種のもみ重は出穂後30日目(30 DAH)で他の品種より重かった。しかしながら,30DAHから成熟まで(50DAHより後)のもみ重の増加に品種差はなかったが,これはおそらく全品種で登熟期後半まで下位置の粒が継続的に成長することに理由がある。結論として,多収性に関連する特徴は品種間で大きく異なった。しかしながら,3つの多収性品種は30DAHで大きなシンクサイズ,重いもみ重と高い収穫指数を有した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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稲作  ,  植物生理学一般 
引用文献 (24件):
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