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J-GLOBAL ID：201102253228850891   整理番号：11A1813836

二次元相関赤外分光法によるポリビニルアルコールのIn Situ解析

著者 (4件)： 河辺雅義 (日東分析センター) ,  二村和典 (韓国日東オプティカル) ,  森田成昭 (名古屋大 エコトピア科研) ,  尾崎幸洋 (関西学院大 理工)
資料名： 日本接着学会誌  (Journal of the Adhesion Society of Japan)
巻： 47  号： 11  ページ： 421-429  発行年： 2011年11月01日 
JST資料番号： G0749A  ISSN： 0916-4812  CODEN： NSEGE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： FT-IRを用いて得られる赤外スペクトルの他成分スペクトルの場合の一般的な解析法の一つである,二次元相関分光法について,その測定法と解析法の原理を解説した。ストレッチャーを用いた粘着テープへの適用事例と一般化二次元相関解析法によるPVAフィルムの環境雰囲気による変化をin situにて追跡した事例について紹介した。一般化二次元相関解析は,加熱による変化の様子や時間変化の様子を詳細に解析することが可能な手法であり,従来の分析方法では解明できなかった新たな知見が期待できる解析方法の一つであり,今後の発展が期待されている。

シソーラス用語： *FTIR分光法 ,  *ポリビニルアルコール ,  *スペクトロスコピー ,  微細構造 ,  粘着テープ ,  高分子膜 ,  その場観察
準シソーラス用語： 構造解析法 ,  *二次元相関分光法

分類 (3件)： 分光分析  (CC03012W) ,  その他の高分子材料  (YH07150C) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

引用文献 (19件)：

• 尾崎幸洋. ぶんせき. 1998, 4, 257
• NODA, I. Bull. Am. Phys. Soc. 1986, 31, 520
• NODA, I. J. Am. Chem. Soc. 1989, 111, 8116
• NODA, I. App. Spectrosc. 1993, 47, 520
• 野田勇夫. 分光研究. 1995, 44, 236

タイトルに関連する用語 (4件)： 相関 ,  赤外分光法 ,  ポリビニルアルコール ,  解析