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J-GLOBAL ID:201102253446426708   整理番号:11A1123253

防災技術 自然外力の変化に伴う最近の災害の特徴と今後の研究開発の展望

Characteristics of the Recent Disaster Corresponding to Change of Nature and the Prospects of Future Research and Development
著者 (1件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 1-6  発行年: 2011年07月01日 
JST資料番号: X0700A  ISSN: 0914-2290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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平成23年3月11日には,我が国観測史上最大の東北地方太平洋沖地震が発生したが,近年,豪雨,豪雪,強風,など自然外力は激しさを増している。しかし,鉄道の自然災害発生件数は1960年代に比べると大幅に減少している。鉄道施設の弱点となる箇所の防災対策を行ってきたことによるが,近年は鉄道管理用地外の自然斜面などが短時間豪雨によって崩壊し,土砂流入や土石流となる被害の割合が増加している。鉄道総研における自然災害防止に向けた研究開発について,地震災害,強風災害,雪氷災害,降雨災害,落石や施設の劣化など風化に伴う災害,などへの対応,および災害ハザードマップの項目に分けて概要紹介した。最後に,自然災害防止に向けた研究開発の展望としては,自然外力が過去と比較して変化しつつあり,それ故に被害形態も多様化する状況にある中で,それらを踏まえた災害防止に向けた研究開発のあり方を,地震災害防止,降雨災害防止,強風・雪氷災害防止,総合的な自然災害の減災に向けて,と項目を分けて述べた。今後変化しつつある自然の外力に対して,その外力と鉄道施設の耐力の両面を精度高く評価し,安全で安定した輸送を確保し,安心して利用できる鉄道システムのあり方について,できることから一歩ずつ進めることが鉄道総研に課せられた大きな課題である。
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分類 (1件):
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自然災害 
引用文献 (17件):
  • 1)地震調査研究推進本部:海溝型地震の長期評価の概要,地震調査研究推進本部ホームページ,2011
  • 2)気象庁:気候変動監視レポート2009世界と日本の気候変動および温室効果ガスとオゾン層等の状況について,気象庁ホームページ,p30-31,2010
  • 3)気象庁:20世紀の日本の気候,気象庁ホームページ,2002
  • 4)気象庁:竜巻等の突風データベース,気象庁ホームページ。
  • 5)太田直之,杉山友康:災害の推移と今後の防災,日本鉄道施設協会誌,Vol.47,No.6,2009.6
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