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J-GLOBAL ID:201102254381298878   整理番号:11A2003705

ソルガムあるいはオオムギで飼育した4種アブラムシの発育・増殖特性の比較とバンカー法での利用可能性の検討

Comparative Studies on Development and Reproduction of Four Cereal Aphid Species Reared on Sorghum or Barley to Evaluate as Alternative Prey for Banker Plant System
著者 (4件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 227-239 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: F0918A  ISSN: 0021-4914  CODEN: NIPTAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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特に盛暑期での利用を想定したショクガタマバエ等のアブラムシ捕食性天敵を用いたバンカー法の代替餌としての有用性を評価するため,ソルガムあるいはオオムギを餌として飼育した4種のアブラムシ,トウモロコシアブラムシ,ヒエノアブラムシ,ムギクビレアブラムシ,ムギミドリアブラムシの内的自然増加率を比較した.15°C,20°C,25°C,30°Cの4種恒温条件下において2種の寄主植物の葉片上で飼育した各アブラムシの生存曲線,全生存期間,生涯産仔数を調査し,これらをもとに内的自然増加率を算出した.ソルガムの葉片で飼育した場合,すべての温度条件下で4種のうちヒエノアブラムシの内的自然増加率が最も高かった.オオムギの葉片で飼育した場合,20°C,25°C,30°Cの条件下でムギミドリアブラムシの内的自然増加率が最も高かった.以上のデータから,バンカー植物としてソルガム,代替餌としてヒエノアブラムシの組み合わせが盛暑期に利用するバンカー法に適していると考えられた.得られた結果に基づき,施設栽培でのこれらのバンカー植物,代替餌の有効性を考察した.(著者抄録)
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分類 (3件):
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生物的防除  ,  その他の動物の飼養  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
引用文献 (36件):
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  • Bennison, J. A. and S. P. Corless (1993) Biological control of aphids on cucumbers: Further development of open rearing units or “banker plants” to aid establishment of aphid natural enemies. Bull. IOBC/WPRS 16: 5–8.
  • Chowdhury, S. I. and I. F. Wardlaw (1978) The effect of temperature on karnel development in cereals. Aust. J. Agric. Res. 29: 205–223.
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