文献

J-GLOBAL ID：201102254954073159   整理番号：11A0885427

Tiを含むメソポーラスシリカ薄膜上のマイクロ波照射下で堆積したCo-Moナノ触媒上へのカーボンナノチューブの合成による超疎水性表面の設計

Design of superhydrophobic surfaces by synthesis of carbon nanotubes over Co-Mo nanocatalysts deposited under microwave irradiation on Ti-containing mesoporous silica thin films

著者 (5件)： HORIUCHI Yu (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SHIMIZU Yuki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KAMEGAWA Takashi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MORI Kohsuke (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  YAMASHITA Hiromi (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 13  号： 13  ページ： 6309-6314  発行年： 2011年04月07日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 石英基板上にスピンコーティングしたTiを含むメソポーラスシリカ薄膜[Ti(x)-MSFTs(x=2,5,及び10)]上にマイクロ波支援堆積によりCo-Mo二元触媒を合成した。その上にエタノールを炭素源としてCVDによりカーボンナノチューブ(CNT)を被覆した。SEM及びTEM観察の結果CNT膜厚は約1μmで直径は約15nmであり,Ti濃度が増加すると表面のCNT密度が増加する。CNTの合成前後で水滴の接触角を測定した結果,CNT合成前のTi(x)-MSFTsは強い親水性を示すが,表面にCNTを合成すると疎水性に変化することが分かった。これはCNTの表面エネルギーが低いためである。

シソーラス用語： *多孔質体 ,  コバルト ,  モリブデン ,  *二元触媒 ,  化学蒸着 ,  *カーボンナノチューブ ,  膜厚 ,  直径 ,  電子顕微鏡観察 ,  濡れ ,  *疎水性 ,  表面エネルギー ,  *表面改質 ,  マイクロ波照射 ,  チタン ,  薄膜 ,  スピンコーティング ,  被覆 ,  *二酸化ケイ素
準シソーラス用語： *シリカ ,  触媒CVD ,  *超疎水性 ,  *メソポーラスシリカ

分類 (3件)： 固体の表面構造一般  (BK15010E) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (11件)： Ti ,  メソポーラスシリカ ,  薄膜 ,  マイクロ波照射 ,  堆積 ,  CO ,  Mo ,  ナノ触媒 ,  カーボンナノチューブ ,  超疎水性 ,  設計