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J-GLOBAL ID：201102255774278000   整理番号：11A1018891

ラファサチンはその分解産物以上に解毒酵素類のより潜在的誘導物質である

Raphasatin Is a More Potent Inducer of the Detoxification Enzymes That Its Degradation Products

著者 (4件)： SCHOLL Chris (Standard Process, WI, USA) ,  ESHELMAN Bruce D. (Univ. Wisconsin-Whitewater, WI, USA) ,  BARNES David M. (Standard Process, WI, USA) ,  HANLON Paul R. (Standard Process, WI, USA)
資料名： Journal of Food Science  (Journal of Food Science)
巻： 76  号： 3  ページ： C504-C511  発行年： 2011年04月 
JST資料番号： C0005A  ISSN： 0022-1147  CODEN： JFDSAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 疫学的証拠によりアブラナ科の野菜の摂取と種々の腫瘍の罹患との間には逆相関関係があることが証明されている。これらの効果はグルコシノレートとして知られているアブラナ科植物の植物化学物質の代謝に起因していると仮定されている。グルコシノレート類はミロシナーゼと呼ばれるアブラナ科植物の内因性酵素により代謝されてイソチオシアネート類およびインドール類に変化する。ここでは,イソチオシアネートを含むこれらの代謝産物の化学特性およびこれらの化合物の生物学的活性およびヒトの健康に対するこれらの影響について検討した。実験において,2種類の主要ニンジン(Raphanus sativus L.)グルコシノレートであるグルコラファサチンおよびグルコラフェニンを固相抽出およびHPLCで分離精製した。実験の結果,水性環境中で,グルコラフェニンの代謝により生成されたスルフォラフェンの最大量の77.6%が24時間後には存在していた。実験データからラファサチンはその分解産物以上に解毒酵素類のより潜在的誘導物質であることが分かった。

シソーラス用語： 窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  グルコシノレート ,  チオグルコシダーゼ ,  *植物生理 ,  *窒素代謝 ,  野菜 ,  無機酸エステル ,  有機硫黄化合物 ,  有機シアン化合物 ,  *アブラナ科野菜 ,  インドール類
準シソーラス用語： ミロシナーゼ

分類 (1件)： 植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (4件)： イソチオシアネート ,  グルコラフェニン ,  グルコラファサチン ,  ラファサチン

タイトルに関連する用語 (2件)： 分解産物 ,  解毒酵素