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J-GLOBAL ID:201102255917359790   整理番号:11A0656401

日本,信濃川中流域における瀬/淵生息地の底生昆虫の分布,特にトビケラ目

Distribution of benthic insects in riffle/pool habitat in the middle reaches of the Shinano River, Japan, with emphasis on Trichoptera
著者 (3件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 17-22  発行年: 2011年02月28日 
JST資料番号: L1887A  ISSN: 0915-4698  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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トビケラ目は河川生態系における物質の変化において重要な役割を果たす底生昆虫であることから,中流域における瀬/淵生息地における密度と分布を調べた。長野県坂城で2006年の1月に信濃川中流域の瀬/淵の300mの5つの場所で幼虫を採取し,水流速度,水深,河床付着層の無機物量(AFDM)の測定を行った。調査の結果,水流速度は61.2~128.2cm/s,水深が9.5~48.6cm,AFDMが36~204g/m2であった。17833の標本を採取し,5つの種類に分類できた。個体密度の最も多かったのはユスリカ科(37.4%)で,次いでトビケラ目(29.4%)であった。トビケラ目の個体密度はSt4では44.6%であるがSt3では2.6%であった。流速,水深,AFDMを環境要因とした正準相関分析で,底生昆虫類の分類群組成と瀬/淵の環境勾配とで有意な相関が認められた。ヒゲナガカワトビケラ(Stenopsyche marmorata),シマトビケラ科は瀬に多く分布し,ウルマークダトビケラ(Psychomyia acutipennis)は淵に多く分布した。
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分類 (1件):
分類
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動物生態学一般 

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