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J-GLOBAL ID:201102256165115397   整理番号:11A1900652

GPUを利用したライブ映像パフォーマンス向け映像合成システム

A Video Compositing System Using GPU for Live Video Performance
著者 (3件):
資料名:
巻: 2010  号:ページ: ROMBUNNO.PUROGURAMINGU,VOL.4,NO.1,76-89  発行年: 2011年04月15日 
JST資料番号: L7379A  ISSN: 1882-7772  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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我々は,ライブ映像パフォーマンス(以降VJing)のためのシステム,ImproVの開発を行ってきた。VJingとは,音楽イベントやファッションショーなどのイベントにおいて,映像を提示し,その映像の生成や切替えなどの制御を人間がその場で行うというパフォーマンスである。ImproVのユーザインタフェースは,映像処理の流れをデータフローによって表すデータフローエディタである。これにより,複数の映像を重ねる,複数の映像エフェクトを任意に組み合わせるといった操作を,ユーザがVJingの最中に行うことが可能になっている。ImproVのデータフローで扱うデータ型は,我々が映像型と呼ぶ,映像のフレーム画像である。合成対象の映像も,映像エフェクトのパラメータもすべて映像型で表現するように設計した。これにより映像エフェクトのパラメータとして映像を入力し,そのパラメータを入力された映像に沿って変化させることが可能になっている。この映像型は,GPUのテクスチャを利用して実装されている。このため,各映像エフェクト間のデータ受け渡しがGPU内において行われ,メインメモリへの画像の転送が起きないため,高速に映像を合成することができる。ImproVのデータフローで扱うノードはプラグインとして,追加可能とすることで拡張性を確保した。ノードの実装はHighLevel Shader Language(HLSL)を使った動的なプラグイン開発と,Nodeクラスの継承によるプラグイン開発の2つを用意している。HLSLを使った動的なプラグイン開発では,プラグイン開発者はImproVを起動したまま,任意のテキストエディタによってHLSLソースコードファイルを作成し,そのファイルをImproVのデータフローエディタ上にドラッグアンドドロップすることにより,新しいノードを生成することができる。このため,プラグイン開発者はImproVを起動したまま試行錯誤に基づいた開発を行うことができる。また,このようなノードを実装するために役立つライブラリが提供されており,簡単なエフェクトであればピクセルシェーダを記述するだけで実装が行える。HLSLのみでは実装できない機能や映像エフェクトに関しては,Nodeクラスの継承によってプラグインを開発する。...(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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図形・画像処理一般  ,  専用演算制御装置  ,  人間機械系 
引用文献 (6件):
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タイトルに関連する用語 (4件):
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