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J-GLOBAL ID：201102256997674701   整理番号：11A0162158

食品研究で原子間力顕微鏡を利用する

Utilizing ATOMIC FORCE MICROSCOPY in Food Research

著者 (5件)： GUNNING A. Patrick ,  KIRBY Andrew R. ,  PARKER Mary L. ,  CROSS Kathryn L. ,  MORRIS Victor J. (Inst. Food Res., Norwich, GBR)
資料名： Food Technology  (Food Technology)
巻： 64  号： 12  ページ： 32-37  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： C0006A  ISSN： 0015-6639  CODEN： FOTEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物材料の構造に関する情報を得ることにより,原子間力顕微鏡(AFM)はその化学的構成や機能特性に洞察を与え,その生物活性を明らかにする可能性がある。イギリスの食品調査研究所(IFR)がAsylum社製のMFP-3D型AFMを利用して実施中の2つの研究について紹介した。1)高粘度の非-浸透性エポキシ樹脂を用いて分離澱粉粒を包み込み,ミクロトームで切断し,AFMで直接澱粉粒内部を映した。豆や穀類澱粉の自然の状態を染色や抽出することなく処理したことについて記述した。2)世界的な肥満問題に関連して脂肪の分解制御に関心が集まっている。界面プロセスである脂肪の消化は乳化した脂肪液滴の表面上の脂肪分解酵素の吸着に依存する。脂肪消化を遅らせることが分った植物由来のガラクト脂質の界面相互作用をAFMで検討したことについて述べた。

シソーラス用語： *食品工業 ,  *原子間力顕微鏡 ,  澱粉粒 ,  糖脂質 ,  *研究開発 ,  脂肪分解 ,  相互作用 ,  食品成分 ,  消化系生理 ,  微細構造
準シソーラス用語： AFM【顕微鏡】 ,  ガラクト脂質 ,  界面相互作用

分類 (4件)： 食品工業一般  (FJ02010F) ,  食品の品質  (FJ01040F) ,  澱粉  (FJ05030W) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

タイトルに関連する用語 (3件)： 食品 ,  研究 ,  原子間力顕微鏡