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J-GLOBAL ID:201102257047098875   整理番号:11A0944387

水圧破砕技術の歴史とインパクト

著者 (1件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 17-30  発行年: 2011年05月 
JST資料番号: F0837A  ISSN: 1344-4336  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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水圧破砕技術とは,坑井内の流体に高い圧力をかけ石油・ガスの貯留岩に人工的に亀裂(フラクチャー)を生成することによって坑井近傍の浸透率を改善し生産性を向上させる技術である。さらに,改善された生産性を維持するために,形成されたフラクチャーをプロパントという「フラクチャー支持材」で適切に充填することも重要である。水圧破砕技術自体の考え方は,1860年まで遡ることができ,初期には爆薬による破砕の他に酸による溶脱なども実施されてきた。その後,フラクチャリング流体及びポリマーなどの添加物の改良や「フラクチャー支持材」であるプロパントの材質や粒径についての研究が続けられ,加えて水平坑井の掘削技術や多段フラクチャリング技術などの技術開発が,水圧破砕技術の普及を助けた。技術の確立を受けて,その適用範囲は低浸透性の油田から炭層ガスやシェールガスのような非在来型資源まで広がり,そのために必要な大型圧入ポンプの開発なども行われている。水圧破砕技術の適用は,坑井の生産性を向上させるだけでなく,結果として油・ガス田全体の可採埋蔵量の増加に繋がる技術であり,エネルギー需要の伸びに直面している中国やインドを始め,世界各国が非在来型資源の開発を含めて水圧破砕技術に注目している。
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分類 (2件):
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坑井仕上げ,試験  ,  油田,ガス田;油,ガス資源 
引用文献 (2件):
タイトルに関連する用語 (3件):
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