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J-GLOBAL ID:201102257238579725   整理番号:11A0574482

間隙水圧・変形連成問題への最近の取り組み 岩盤不連続面におけるせん断強度回復現象とその時間依存性

Healing of Shear Strength and Its Time Dependency in a Single Rock Fracture
著者 (4件):
資料名:
巻: 127  号:ページ: 158-164  発行年: 2011年02月25日 
JST資料番号: F0463A  ISSN: 1881-6118  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,不連続面のせん断過程において,接触状態の長期間にわたる保持がせん断強度特性に与える影響を実験的に明らかにし,その力学的影響をモデル化する事を目的とする。モルタルによる模擬岩石不連続面を用いたSlide-Hold-Slide試験を実施することにより,不連続面せん断過程における接触状態の保持が,せん断強度特性に与える影響を詳細に検討した。その結果,ラフネスを有する供試体および平滑面の供試体ともに再せん断時に明確なせん断応力の増加が確認された。また本研究で提案した保持期間中の垂直変位の変化を考慮した解析モデルでは,短期間(<104s)の変位固定時に確認されたせん断変位固定期間後の再せん断時におけるせん断応力の増加現象を精度良く表現する事が出来た。この事からも,実験で確認された短期間のせん断変位固定期間におけるせん断応力増加は,接触部の力学的なクリープ変形に起因する接触面積の増加が原因であると考えられる。しかし長期間においては,実験値と大きく離れた結果となった。これは,岩石-水相互作用現象等の化学的なメカニズムによるせん断強度回復現象を考慮していない事が原因として考えられる。
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分類 (1件):
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岩盤力学一般 

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