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J-GLOBAL ID:201102257353280717   整理番号:11A0295401

大気循環モデルによる白亜紀初期から末期にかけての大陸移動が熱帯の気候に及ぼす影響の研究

A GCM Study on Effects of Continental Drift on Tropical Climate at the Early and Late Cretaceous
著者 (2件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 869-881 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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気象研究所大気大循環モデルに1.5層線形海洋モデルを結合した大気海洋結合モデルを用いて,白亜紀初期(1億2千万年前:120Ma)と末期(65Ma)の気候シミュレーションを行い,大陸配置の変遷が熱帯の大気循環場に与える影響を調べた。シミュレーションの結果,白亜紀の大陸移動はハドレー循環とウォーカー循環の強度に大きな影響をもたらすことがわかった。ゴンドワナ大陸の分裂に伴う大西洋の誕生は,ウォーカー循環を二分し,赤道太平洋上の東西循環の相対的な弱化を引き起こした。これに伴う熱帯東部太平洋の海面水温の上昇は,ハドレー循環の強化を促していた。また,インド大陸の北進に伴うインド洋の昇温は,北半球夏季アジアモンスーンの降水を強化するよう働いていた。白亜紀初期から末期にかけての大陸移動は,インドモンスーンやアフリカモンスーンなど,今日のモンスーン循環に近いシステムを新たに形成するように作用していることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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気候学,気候変動 
引用文献 (36件):

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