文献

J-GLOBAL ID：201102257666945698   整理番号：11A1422986

熱画像を用いたケヤキの緑陰効果の評価

著者 (3件)： SHU Min (鳥取大 大学院連合農学研究科) ,  日置佳之 (鳥取大 農) ,  太田垣亮 (兵庫県豊岡農林水産振興事務所)
資料名： 日本緑化工学会誌  (Journal of the Japanese Society of Revegetation Technology)
巻： 37  号： 1  ページ： 245-248  発行年： 2011年08月31日 
JST資料番号： Z0839A  ISSN： 0916-7439  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 樹木の緑陰効果に関する定量的な測定例は少なく,その結果,緑陰効果という視点から見た樹木の植栽の基準は曖昧なのが現状である。そこで本報告では,街路樹及び公園樹として広く植栽されているケヤキ(Zelkova serrata)を対象とし,熱画像を用いて地表面温度を測定することにより,樹木の緑陰効果を定量的に評価するとともに,地表面温度に影響を与える要因について明らかにすることを目的とした。その結果,被覆率及び樹冠被覆面積が大きいほど日向と木陰下の地表面温度差は大きく,緑陰効果が大きいことなどが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *熱画像 ,  *ケヤキ ,  植栽 ,  *影効果 ,  *評価 ,  地表温度 ,  因子分析 ,  被覆率 ,  樹冠 ,  季節的変動
準シソーラス用語： *定量評価

分類 (2件)： 測樹学  (FF01040T) ,  写真測量,空中写真  (RC02040D)

引用文献 (4件)：

• 1) 岩屋隆夫 (2006) 秋季から春季に至る街路樹緑陰下の外気温の変化,東京都土木技術センター年報: 97-104.
• 2) 梅田和彦・深尾仁 (2006) 熱環境の評価における樹木の夏季蒸散量に関する基礎的検討,日本建築学会環境系論文集,第 601 号: 15-20.
• 3) 山本一清 (1997) Lia32 for windows95,http://hp.vector.co.jp/authors/VA008416.(2011/4/20 参照)
• 4) 吉野正敏・浅井冨雄・河村武・設楽寛・新田尚・前島郁雄(1985)気候学・気象学辞典,二宮書店,35p.

タイトルに関連する用語 (3件)： 熱画像 ,  ケヤキ ,  評価