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J-GLOBAL ID:201102258385587292   整理番号:11A0168223

照射された水溶液中のカドミウム(II)の振る舞い

Behavior of cadmium(II) in irradiated aqueous solutions
著者 (2件):
資料名:
巻: 286  号:ページ: 631-636  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: B0949B  ISSN: 0236-5731  CODEN: JRNCDM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Cdは有毒金属であり,生体中のZnとの化学的類似性のため,生体組織に著しい悪影響を及ぼし,そのリスクは長い生物学的半減期(15-30年)のため長期に及ぶ。加速された電子で照射された水溶液中のCd(II)の振る舞いが研究された。初期濃度8.8×10-4molL-1と2.37×10-4molL-1のCd(II)塩(硝酸あるいは塩化物)の水溶液が調製されて照射され,其々,次の結果が得られた;(1)8.8×10-4molL-1:・OHラジカルスカベンジャ無しの系ではCd(II)の放射線除去は発生しない・OHラジカルスカベンジャとしてHCOOK(1×10-2molL-1)を含む系では,Cd(II)の放射線除去に関して15kGyの吸収線量で十分である・Cd(NO3)2系の照射生成物はCdCO3である・CdCl2系では放射還元が発生する。(2)2.37×10-4molL-1:・31×10-4molL-1EDTAを含むCd(NO3)2溶液において,45kGyの線量で,効率的な分解が90%まで進行する。・クエン酸により錯体化したCd(II)溶液では,Cdの放射線除去にHCOOKが必要である・錯体種として溶液に存在するCdの照射生成物はCdCO3である。
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