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J-GLOBAL ID:201102259080800278   整理番号:11A1451705

細菌においてシグナルペプチドの解放後開裂はサイト-2プロテアーゼ(S2P)により触媒される

Post-liberation cleavage of signal peptides is catalyzed by the site-2 protease (S2P) in bacteria
著者 (8件):
資料名:
巻: 108  号: 33  ページ: 13740-13745  発行年: 2011年08月16日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シグナルペプチド(SP)は分泌タンパク質前駆体のN末端が細胞膜に進入した直後にシグナルペプチダーゼにより切断され,後生動物細胞の場合は,切断SPはさらに膜内切断プロテアーゼ(I-CLiP)であるシグナルペプチドペプチダーゼにより消化されるが,細菌の場合はI-CLiPは存在せず,細菌性SPの代謝は不明な点が多い。本報告では,サイト2プロテアーゼ(S2P)族である大腸菌RsePが遊離SPの分解活性について調べた。その結果,in vitroでβ-ラクタマーゼ(Bla)SPはその疎水性部位がRsePにより切断され,その際,先行してBla前駆体がリシルエンドペプチダーゼによるプロセシングを受けることが必要であることが明らかとなった。Bacillus subtilis S2PプロテアーゼであるRasPも同様の活性を有していた。また,これらが細胞膜内の本来性SPを切断することも確認された。以上より,細菌S2Pプロテアーゼの生理機能が明らかとなり,細菌のシグナルペプチド代謝に関する基礎知識がアップデートされた。
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分類 (2件):
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微生物の生化学  ,  生物学的機能 

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