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J-GLOBAL ID：201102259170805198   整理番号：11A1882531

いけばなシミュレータの学習効果向上に関する検討

A Study on Improvement of Learning Effect for an Ikebana Simulator

著者 (2件)： 岡本仁美 (東京都市大 大学院工学研究科) ,  向井信彦 (東京都市大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 237(ET2011 47-54)  ページ： 7-12  発行年： 2011年10月08日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,バーチャルリアリティ技術を用いたいけばなシミュレータにおける学習効果向上の検討について報告する。具体的には,表示と力覚提示の応答速度差から生ずる反力の不連続性を解消すると共に,花と剣山との距離感の把握を容易にするため,付影処理および立体視表示の追加を行った。さらに,初心者向けガイドラインを作成することで初心者の独学を可能とし,いけばなの練習結果と手本との違いを示すことで,学習効果の向上を図った。ユーザ評価を行ったところ,花と剣山との距離感の把握は大幅に改善され,ガイドラインと練習結果の評価を追加したことについても概ね良好な結果を得た。(著者抄録)

シソーラス用語： 芸術 ,  *シミュレータ ,  効果 ,  *バーチャルリアリティ ,  表示装置 ,  速度 ,  立体視 ,  指針
準シソーラス用語： *いけばな ,  応答速度 ,  *学習効果 ,  力覚提示装置

分類 (2件)： 計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  CAI  (JE09000G)

引用文献 (7件)：

• 吉田俊介. Sumi-Nagashi : 作家の感性を刺激する触感を持つ絵の具によるデジタル作画ツール. 情処学論. 2005, 46, 7, 1571-1581
• 浅野寿朗. 触る分散仮想博物館における展示オブジェクト表示と解説情報ストリーミング開始の適応型制御. 日本バーチャルリアリティ学会論文誌. 2006, 11, 1, 27-37
• 逸見和之. バーチャルレッスンの概念とそのバーチャル習字システムへの応用. 日本バーチャルリアリティ学会論文誌. 1998, 3, 1, 13-19
• 小原圭司. CGによる生け花システムの開発. 形の科学会誌. 2008, 23, 1, 45-46
• 向井信彦. 力覚提示装置を用いたいけばな練習システムの試作. 映情学誌. 2010, 64, 10, 94-99

タイトルに関連する用語 (2件)： シミュレータ ,  学習効果