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J-GLOBAL ID：201102259688462782   整理番号：11A0294071

離散変量と連続変量が混在する異常検出問題における母数が未知のときの期待誤報率

Expected Error Rates in the Detection Problem of Abnormal Items When There Exist Both Categorical and Continuous Variables and Parameters are Unknown

著者 (2件)： 飯田孝久 (慶応大 理工) ,  篠崎信雄 (慶応大 理工)
資料名： 品質  (Quality - JSQC)
巻： 41  号： 1  ページ： 121-130  発行年： 2011年01月15日 
JST資料番号： S0060B  ISSN： 0386-8230  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 離散変量と連続変量が混在し,ロケーションモデルを仮定する状況で,母数が未知の場合の異常検出問題について議論した。具体的には,まず,推定方式による異常検出法を取りあげるとともに,検定の棄却限界値の決定方法と期待誤報率について論じた。次いで,母数が未知の場合の異常検出問題について,尤度比検定の考え方を用いて検定統計量を導き出し,検定方式による異常検出法での棄却限界値の決定方法と期待誤報率について論じた。さらに,離散変量が2値の場合における期待誤報率をシミュレーション結果に基づいて考察した。

シソーラス用語： *尤度比検定 ,  田口メソッド ,  *多変量解析 ,  離散系 ,  連続系 ,  推定量 ,  統計的推定 ,  確率分布 ,  F分布 ,  期待値 ,  誤り率
準シソーラス用語： Mahalanobis距離 ,  χ二乗分布 ,  *マハラノビス・タグチシステム ,  *異常検出

分類 (1件)： 統計的品質管理  (KB04030W)

引用文献 (13件)：

• ALT, F. B. Multivariate quality control. Encyclopedia of Statistical Science. 1985, 6, 110-122
• 飯田孝久. 2値変量が混在する場合のマハラノビス距離による異常検出. 応用統計学. 2008, 37, 2, 55-76
• 飯田孝久. 離散変量と連続変量が混在する場合の尤度比検定法による異常検出. 品質. 2009, 39, 3, 102-111
• KRZANOWSKI, W. J. Mixture of continuous and categorical variables in discriminant analysis : A hypothesis-testing approach. Biometrics. 1982, 38, 991-1002
• 宮川雅巳. 品質を獲得する技術. 2000

タイトルに関連する用語 (3件)： 変量 ,  異常検出 ,  期待