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J-GLOBAL ID：201102259890604904   整理番号：11A1157138

マーチの相互学習モデルの非均衡ロックインと均衡知識レベルについての検討

著者 (1件)： 志村健一 (琉球大 観光産業科学)
資料名： 日本経営システム学会誌  (Journal of Japan Association for Management Systems)
巻： 26  号： 2  ページ： 83-89  発行年： 2010年03月15日 
JST資料番号： L7168A  ISSN： 0918-8282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Marchにより提案された組織学習モデルについては,高橋の研究により問題点が指摘され,得られている結論は,Marchの結論とは大きく異なるものとなっている。我々もこのモデルについて再検討を行ってきた。これら結果を元に,本研究では非均衡ロックインと知識レベルの観点から,これら研究の違いについてコンピュータシミュレーションにより検討を行った。その結果,高橋で検討したケースは非均衡ロックインの影響が大きいが,Marchで検討されているケースは非均衡ロックインの影響は小さく結論に影響を与えないことなどが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *経営組織 ,  *学習モデル ,  現象 ,  *計算機シミュレーション ,  知識獲得 ,  統計解析
準シソーラス用語： 組織学習 ,  相互学習 ,  非均衡ロックイン

分類 (2件)： 経営工学一般  (KA01010C) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

引用文献 (7件)：

• [1] March, James G. :"Exploration and exploitation in organizational learning", Organization Science pp. 71-87, Vo1. 2, (1991)
• [2] March, James G. :"Exploration and exploitation in organizational learning", In Michael D. Cohen & Lee S. Sproull (eds.) (1996) Organiza tional Learning. Sage, Thousand Oaks.
• [3] 高橋伸夫:"組織ルーチンと組織内エコロジー", 組織科学,pp.54-77,第32巻,第2号,(1998)
• [4] 志村健一:"マーチの組織学習モデルについての一考察",日本経営システム学会誌,pp. 65-70, Vo1. 24, No. 2 (2008)
• [5] 志村健一:"マーチの相互学習モデルにおける知識レベルついて一組織メンバ数2、現実の成分数2の場合",日本経営システム学会誌,pp.25-30, Vo 1.25, No.1 (2008)

タイトルに関連する用語 (5件)： 相互学習 ,  モデル ,  均衡 ,  ロックイン ,  知識レベル